ニッポンのムラ力向上プロジェクトは、「都市と農山漁村を繋ぐコーディネーター」「農山漁村の資源を繋げるコーディネーター」を継続的に育成し、「新たな農山漁村での暮らし方」「新たな農山漁村との関わり方」があるということを情報発信し、社会への浸透・理解を 推進していきます。また、コーディネーターにイキイキとしたムラ(農山漁村)での活動をしていただく支援も行っていきたいと考えています。このようなコーディネートを担う人材を輩出していくことで、ニッポンの農山漁村を活性化に導いていきたいと思います。
 平成21年春に、農林水産省の「田舎で働き隊!」事業(きっかけコース)が実施されました。この事業は、都市部のコーディネート組織が農山漁村での就業に興味が 高い若者等と農山漁村を仲介し、3日間から10日間程度の短中期研修を現場で行うことで、就業のきっかけづくりを行った取組でした。実際、69のコーディネート組織を通じて、約2,500名が225市町村へ派遣され、結果、約50名が既にその地域で働いているという成果も生まれています。そして、平成21年4月からは(お試しコース)として6ヶ月以上の長期滞在での研修を展開し、多くの方々が現在研修に参加しています。
 このような成果が生まれたことは、これからのニッポンの農山漁村の未来にとって画期的なことであり、この成果を大きなうねりに変えていかなければいけないと私たちは考えました。そこで、「田舎で働き隊!」事業で都市部のコーディネートを担った9つの組織・団体が思いをひとつにし て、今回、「ニッポンのムラ力(ヂカラ)向上プロジェクト」を立ち上げました。
 今後、プロジェクトの活動にご理解いただきこれからの農山漁村のムラ力を、もっと向上させていく「ムラカツ」をみなさんも始めていただく「きっかけ」としていただければと思っております。

敬 具
ニッポンのムラ力向上プロジェクト 実行委員長 唐鎌真一
(株式会社アミタ持続可能経済研究所 代表取締役)